“あなたが美しいと感じるものってなに?”
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私は昔から、クリーチャー(怪物・妖怪)や爬虫類の虜で、その美しさにいつも癒されてきた。
しかし、いくら私が美しい!と感じても、隣の人は「気持ち悪い、醜い」と感じるかもしれない。
それって、面白いと思う。
マリリン・モンローを見て、「彼女こそ絶世の美女だ。」と感じる人もいれば、「なぜ彼女がセックスシンボル??全然魅力的じゃない。」と感じる人もいる。
ピカソの絵を見て、「彼のような天才は二度と現れない。」と感じる人もいれば、「気持ち悪い。」と感じる人もいる。
カラヤンの指揮を見て「独創的でセクシー!」と感じる人もいれば、「模範的でつまらない。」と感じる人もいる。
美しいものなんて、この世には存在しない。
あるのは、それぞれの美意識だけ。
それぞれが、それぞれの美意識を基準として、この世界を見ている。
あなたが美しいと感じれば、あなたにとっては確実に美しいのだろう。
しかし、隣の人はどう感じるか分からない。
もしかしたら、真逆の美意識を持っているかもしれない。
それを知ったときに、「この人はなにも分かっていない。」「常識から外れている。」と戦ったりバカにすることなく、
「世界には、まだまだ私の知らない美があるんだ。」
と受け入れることができたら、官能的だ。