真島あみオフィシャルブログ
21世紀的魔女論

存在するのは、それぞれの美意識


 

 

 

“あなたが美しいと感じるものってなに?”

 

 

 

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私は昔から、クリーチャー(怪物・妖怪)や爬虫類の虜で、その美しさにいつも癒されてきた。

しかし、いくら私が美しい!と感じても、隣の人は「気持ち悪い、醜い」と感じるかもしれない。

それって、面白いと思う。

 

 

マリリン・モンローを見て、「彼女こそ絶世の美女だ。」と感じる人もいれば、「なぜ彼女がセックスシンボル??全然魅力的じゃない。」と感じる人もいる。

ピカソの絵を見て、「彼のような天才は二度と現れない。」と感じる人もいれば、「気持ち悪い。」と感じる人もいる。

カラヤンの指揮を見て「独創的でセクシー!」と感じる人もいれば、「模範的でつまらない。」と感じる人もいる。

 

 

美しいものなんて、この世には存在しない。

あるのは、それぞれの美意識だけ。

 

 

それぞれが、それぞれの美意識を基準として、この世界を見ている。

あなたが美しいと感じれば、あなたにとっては確実に美しいのだろう。

しかし、隣の人はどう感じるか分からない。

もしかしたら、真逆の美意識を持っているかもしれない。

それを知ったときに、「この人はなにも分かっていない。」「常識から外れている。」と戦ったりバカにすることなく、

 

「世界には、まだまだ私の知らない美があるんだ。」

 

と受け入れることができたら、官能的だ。