「今日の私、素敵。」と思えた自分
他人に親切にした自分
気分良く過ごせた自分
誰も批判しなかった自分
1日を有意義に過ごした自分
を愛することは、簡単です。
しかし、
「今日の私、不細工。」と思った自分
気分悪く過ごした自分
誰かを批判した自分
1日だらだらと無駄にした自分
を愛することは、できますか?
「あぁ私、最低…。」と自分にダメ出しをしていませんか?
「私って素敵!と思えた自分は愛すべきだと思うけど、他人のことを批判したり、一日中すっぴん寝巻きで過ごした自分は愛せない。」
と、条件付きの愛を自分に与えていませんか?
良いことをした自分は愛せるけど、悪いことをした自分は愛せないと思っていませんか?
私たちはどうしても、物事を善と悪に分けたがります。
「これはいいけれど、これはだめ。」という感じで。
自分の中の善と悪で、世間や自分をジャッジしているのですが、それが自分を苦しめていることに気付かなければなりません。
私たち人間は完璧ではないのです。
誰しもが心の中に闇を抱えています。
誰かを憎んで「死んでしまえ!」「お前さえいなければ!」と、心の中で殺してしまうこともあるし、親の期待に応えられない自分や、何もかもうまくいかない自分に「生きる価値なんてない。」「いっそ世界がなくなってしまえばいい。」と、人生を放棄するようなことを考えてしまいます。
そこまでではなくても、私たちはしょっちゅう他人や自分いじめをしています。
でも、それが人間という生き物なのだと思います。
私たちの中にある光と闇。
それをすべて受け入れてはじめて、自分を愛したということになります。
光の部分だけを愛しても、私たちはずっと苦しいままです。
闇の部分がずっと、「ねえ、私のことは?愛してくれないの?」と心に泣いてすがっているので、それが現実世界に反映され、問題という雨嵐が激しく降り注ぎます。
闇に微笑みを向けてあげましょう。
だめな自分、他人を批判する自分、うまくできなかった自分に「それでいいよ。そんなときもある。大丈夫。」と、優しく、何度も抱きしめてあげるのです。
何度も、何度も。
赤ちゃんをあやすように、優しく。
自分の闇を愛することで、人生はもっとやさしく、美しくなっていきます。
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