20歳の誕生日に、自分へのプレゼントとして、ゲランのシャンゼリゼEDTを購入。
とろんと流れるミモザの香りに、心を奪われて。
その数年後、今度はサムサラEDTを購入。
生と死とは?美と愛とは?
その答えが、サムサラに隠されているような気がして。
そして更に数年後、ランスタン・ド・ゲランPを購入。
そろそろ“本物の香り”を纏えるのではないか?という、自信と自惚れが混同して。
ゲランのフレグランスは、数年に一本買っている。
ゲランから香る耽美主義が心地良く、数年かけてじっくり味わうのが楽しい。
シャネルにも、ゴルチェにも、ジャン・パトゥにもない魅力が、ゲランにはある。
目に見えないがたしかに存在している“香り”と同じように。