「あっちゃん、これ、クリスマスプレゼントだよ!」
私の顔を見るや、どこかへ駆け出し、ニコニコ笑いながら重たそうにスパークリングワインを抱えてきました。
「あっちゃんワインが好きでしょ?可愛い天使のにしたんだよ!」
と得意そうに笑い
「早く飲んでみて!」
と急かされました。
もちろん母親と買いに行ったのでしょうが、彼女なりに私の事を考えて選んでくれたんだなぁと思ったら、うるっときました。
6歳の子がプレゼントにワインをチョイスするなんて、“オシャレ”ですよね。
他にもいろいろあるだろうに、なんでワインなのかな?と思って彼女に聞いてみると、
「だって好きでしょ?」
とシンプルな答えが返ってきました。
自分がプレゼントしたいものをあげるのではなく、相手が好きなものをあげる。
6歳の子に、そんなことができるとは…。
甘く見ていました。
小さい子と一緒にいると、彼女(彼)たちは魔性だなぁと実感します。
何をするわけでもなく、わがままなのに、笑顔だけで周りの人間を魅了する。
まだ子供だから何も分かっていないと思わせといて(?)、大人以上に本質を知っている。
素晴らしい存在ですね💋