真島あみオフィシャルブログ
21世紀的魔女論

【黒蜥蜴】で美的センスを養う


 

 

感性を研ぎ澄ませたいときによく観るのが、【黒蜥蜴(くろとかげ)】です。

江戸川乱歩の長編小説を、三島由紀夫が戯曲化した作品です。

“美しいもの”を狙う妖艶な女賊の黒蜥蜴と、黒蜥蜴を追う明智小五郎。

2人は敵同士なのですが、次第に惹かれあっていく…。

という、恐ろしく切ないお話。

黒蜥蜴役は、美輪明宏さん。(当時は丸山明宏という芸名で活動されていました。)

女性の役を男性が演じるというのは、衝撃ですね。

まあそれもそのはず、三島由紀夫は美輪さんを溺愛していたのです。

美輪さんとキスをするために、キスシーンを作って自ら出演したと言われています。そのシーンを見るとなんか可愛くて笑ってしまいます^^;

そんな三島由紀夫が、自分に振り向かない美輪さんに向けて言った名言がまた面白く、可愛らしい。

 

「君は素晴らしいが、95%の長所を消す5%の欠点がある。それは俺に惚れないことだ。」

 

三島由紀夫が惚れるのも無理はないでしょう。

美輪さんはこの世のものとは思えないくらい美しかったのですから。

 

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性別を超えた美しさ。

もういつ見ても幸福のため息がもれます…。

貼り付けた動画はフルなので、またお時間のあるときに見てみてください。

セリフのひとつひとつが宝石のようにキラキラしていて、聞いているだけでセンスが磨かれます。

セリフの“意味”をじっくり考えるのも楽しいですよ。

美や愛について美しく学べる映画です。

今時間がない方も、33:21まで飛ばして美輪さんの美と色気を堪能してみてください!

はじめて見たとき、あまりの衝撃に呼吸が止まりました。

 

 

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私の黒蜥蜴も元気です💋

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私の心を盗んで返してくれません。

愛しているのに、いつもそっけない…。

 

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