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最近、グローワームという幼虫にハマっています。
きっかけは【プラネットアース】というネイチャードキュメンタリー番組です。
この番組ではじめて、グローワームというミステリアスで官能的な虫を知りました。
オーストラリアなどの洞窟に生息しているヒカリキノコバエの幼虫で、粘液性の糸を出し、暗闇で発光して虫をおびき寄せ捕食する幼虫です。
グローワームの紡ぐ糸は規則正しいしずく型で、サンキャッチャーのように連なっているのですが、まるでコスモ(宇宙)なのです。
美しいものは恐ろしい。
妖しい光におびき寄せられ捕まった虫たちは、グローワームの餌食となります。
が、このグローワームたち、満腹の時は光を発しないというから親切です。まぁ、動物たちは無駄な殺生はしないものですが。
グローワーム、気になる方は是非調べてみてください。
わたしは気になるものは徹底的に調べないと満足できません。ネットの情報だと信用できない部分もあるので、書籍を探します。
先日、「グローワームの本なんてないだろうな。」と諦めながらも書店に足を運びました。
動物・昆虫のコーナーで探していると、
「ねぇほら、ここ、ここ。」
という艶かしい声が聞こえました。
本屋さん、しかも昆虫コーナーでなんてセクシーな声が響いてるんだと驚いて振り返ると、とても可愛らしい女性が彼氏と思われる男性の手を引っ張りながらこちらに向かっていました。
わたしの横を通り過ぎたあと、ふわっとジルバイジルスチュワートEDT(多分合っている)の香りが漂います。
知っている香りを纏ってる女性を見つけると、いろいろ観察したくなります。
その女性は、身長はわたしくらい(150センチ前半)で、黒髪ショートで目がとても大きく、幼い顔立ちをしていながらも、ブラックのレザージャケットをクールに着こなしていました。
彼氏と思われる男性は、チェックのシャツにジーンズとスニーカーという王道中の王道スタイルで、素直に彼女のされるがままになっている姿を見ると、とても人柄が良さそうです。
わたしは彼女のことがとても気になり、すすっと近くに寄りました。
すると彼女が、「あった、これ!これがずっと欲しかったの、タマムシが載ってる本!」と、図鑑のような分厚い本を棚から取り出しました。
彼女はどうもタマムシが好きなようです。
「ほら、綺麗でしょう?」と、タマムシ愛を語る彼女をニコニコ見つめている彼。
「これ、欲しい。」と彼を見つめる彼女。
その分厚い本をレジに持っていく彼にぴったりと寄り添うその姿を、グローワームを観察している気分で見つめていたのでした。
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〜人生のどの瞬間も美しい小説の一部〜
辛いときや悲しいときは、自分の人生を小説だと思ってみましょう。
あなたが悩むことも、悲しむことも、人生という小説の一部。
だとしたら、この一瞬一瞬が、とても美しいものになりませんか?