真島あみオフィシャルブログ
21世紀的魔女論

私たちは地獄の住人


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「花人として美しく在るためには、他人を妬んだり攻撃的な感情を抱いてはいけない。」

最近私の世界に足を踏み入れた美しい貴女。

そう思ってはいないでしょうか?

私たちは怖いこと・悲しいこと・ずるいことが溢れているこの世という地獄の中で生きる花人です。

地獄の中で咲いているということは、私たちも地獄の住人ということを忘れてはなりません。

地獄の住人なのでネガティブになったり、ずるくなったり、他人を恨んだり怒ったりする、そういう感情が出てくることはある意味当たり前と言えます。

もちろん気持ちのいい感情ではありませんし「だから好きなだけ怒ったり人を恨んだりしてもいい!」と言いたいわけではなく

そういった嫌な感情、嫌な自分が出てくることにダメ出しする必要はないということです。

そういった感情が出てきても仕方がないよう世界で生きているんです。

自分を責めるのではなく、「あぁ出てきたな。」と思っていたらいい。

そして、花というのはとても美しいけれど、したたかで残酷であることも忘れてはいけません。

花は自分の欲望を叶えるために自分を美しく整えます。

美しい見た目も、香りも、蜜も、ただ無条件に送粉者に分け与えているわけではないのです。

食虫植物のように容赦なく命を奪ったり、ラフレシアのように寄生して咲く花や虫に擬態し騙す花など、自分の欲望を叶えるために美しく咲くのが花です。

私たち花人も同じ。

美しく咲いて、その美しさで男性や周りの人々を魅了し、エネルギーを吸収し養分にして生きる。

ある意味残酷です。

良い花人であろうとかピュアでいようと思う必要はないです。

先ほども書きましたが思っちゃダメ、目指しちゃだめということではなく、なれないできないと悩むくらいなら諦めてしまった方がいいということです。

自分を責めるような思考が浮かんできたら、私は地獄の住人なんだということを思い出してください。

花人は残酷な存在です。

そしてそれでも美しいのが私たち花人なのです。

どうせ地獄を生きるのなら美しく咲きましょう。

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