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21世紀的魔女論

誘惑の基礎 不二子ちゃん


 

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誘惑の基礎 おかわり】の続きです。

 

私たちは会話で誘惑をしますが、話の内容ではなく感情で誘惑するということを覚えておいて下さいね。

自分に好意を持ってくれた人を好きになった経験はありませんか?

「あなたは素敵ですね、私はあなたに興味を持っていますよ。」という好意が相手を刺激します。

誘惑を成功させるためには相手に好きになってもらおうとするのではなく、まず自分から相手を好きになる。そしてその「好き!」という感情を使って相手の心を揺さぶります。

 

避けたいのは好意を隠すことです。

振られたら恥ずかしいから好きなことがバレないようにしようとか、相手に好かれてから好きになろうとか、好意を隠したままで誘惑はできません。

そして愛に全面降伏しましょう。

 

 

 

 

誘惑の流れをまとめますと、まずは自分も相手も疲れさせないこと。

言葉を放つ、会話をすることはエネルギーを消耗する行為なので、できるだけ消耗させないために時間を短くする。また話す時間を短くすることで相手に「もっと知りたい。」と思わせます。

そして相手のことをよく知り心を開いてもらうためにも、最初は聞き役になることを意識します。

相手の素敵なところを見つけたら言葉にして褒めましょう。その人と話している時に感じている自分の感情も言葉に出します。

「すごく楽しい。」や「話してて癒される。面白いなぁ。」など。

そして盛り上がってきた!もっと話したい!と思ったところで切り上げてください。

これが男性女性やタイプ関係なく誘惑する流れです。

 

これは好意を示しつつも追いかけてはいません。

追いかけるのは花の仕事ではなく送粉者の仕事です。ここを明確に分けることも大切です。

追いかけるとは相手のペースを無視して相手のテリトリーに入ったり、言動をコントロールしようとすることです。

長文LINEや返事が来ていないのに追いLINEをする、「いつ会える?」と急かしまくるなど。

花人さんは

「私はあなたに好意を持っています。ただここから先に進むかどうかはあなた次第です。私の誘惑に乗るのであればどうぞ。しかしその時に私があなたを受け入れるかどうかは分かりません。私は魅力的な花なので他にもたくさん送粉者は来るのですから。」

と思っているくらいがいいです。

 

ルパン三世の不二子ちゃん、セクシーの代名詞になってる彼女もそんな感じですよね。

ルパンに好意を抱いて誘惑しますが「ルパンじゃなきゃダメなの!」という感じではないですよね。

それに彼女はすぐ帰ったり逃げるでしょう(笑)四六時中ルパンのそばにはいません。

 

話がそれますが、「好きじゃない人からは好かれるけど好きな人にはなかなか好かれない。」という悩みをお持ちの方がいらっしゃいます。

これは単純に相性が合わなかったという可能性も高いので気にしなくていいことも多いのですが

好きな人の前で暴走しすぎている(自分からぐいぐい攻めすぎて相手をお腹いっぱいにさせている)か、逆に感情を隠して相手に好意が伝わっていないかのどちらかの可能性があります。

自分はどっちのタイプかな?とチェックしてみるといいかもしれません。

なぜ好きな人には好かれないのに好きじゃない人からは好かれるのかというと、好きな人の前で緊張状態になっているのです。緊張状態の人には警戒しますから好意を抱きにくいです。

反対に意識していない人の前では素の自分でいられるので、ある意味リラックスしている状態です。リラックスしていて余裕がある人は魅力的に見えますから好かれます。

リラックスしましょう。

そして好きな人の前で暴走したり感情を隠さないようになるには、自分に自信を持つことが大事になってきます。

 

 

 

 

「誘惑ってどうしたらいいんだっけ?」と忘れちゃったとき、パートナーシップで問題が起こったときは、私たちはそもそもなぜパートナーシップを求めるのか?という基本に立ち戻ってください。

私たちは気持ちよさを感じるため、愛し愛されるために他人を求めます。

愛を与えるのです。会話に愛を乗せて相手の感情を刺激するのが誘惑です。

誘惑するためには自分の心を開き、目の前の人の素敵なところを見つめなければいけません。

自分の心を動かさずテクニックばかり使う方も多いのですが、誘惑を仕掛ける側の心が動いていなければどんなテクニックを使っても上滑りします。

私たち次第です。

誘惑には目の前の人の美しいところを見つめてやろうという変態性が必要になってきます。

誘惑する側になりたければ、まずは私たちが愛の誘惑に乗らなけれなりません。

 

 

 

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