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「あぁ、君か。レディ」
レディとブブが初めて喋った時から1週間が経っていた。
「あなたは変わらずここに立っているのね」
「あぁ、主人が仕事に行った時はね」
「いつも同じ繰り返しで飽きないの?」
1週間前と同じ姿勢で街を見続けるブブの姿をレディは可笑しく感
「人から見て変わらないと思うことと、
レディは自分でブブに話を聞いておきながら、
「同じことをしていても、
そんなレディの様子を知ってか、知らずか、ブブは街を見つめながら続けた。
「レディ、君は毎日同じ恋人と過ごしても幸せではないのか?」
「幸せに決まってるじゃない。そこに愛があれば」
「それと同じことだ。変わらない為に変わり続ける必要もある」
「恋をしたことがないのに、恋を知ったように語るのね」
毛繕いに満足した右足を見つめながら、レディは答えた。
ブブにとって街を見守ることが大切なように、
変わらずに愛し合える関係になるためには、
レディがたくさんの恋愛を通して学んだことだった。
本当に何も変わらない関係とは、
愛を深めて行くには、時間と変化が必要になる。
変化は刺激であり、刺激のない愛はつまらない。
刺激のない関係は、アイスコーヒーの氷が溶けていくように、時間
変わらないためには変わり続ける必要がある。
レディは自分が恋愛を通して学んだ人生の哲学を、
レディは少し苛立っていた。
恋愛をしたことがないヘンテコな犬と自分が同じことを思っている
男は何でも複雑で立派そうに話をする。
そうやって大層立派なものにしなければ話してはいけないルールで
レディは自分の中に湧き上がった苛立ちを「男はめんどくさい」
ただレディは声に出していないつもりだったが、最後の「めんどくさい」が自分の耳から聞こえてきて、
でも、
ブブも「めんどくさい」
「ただ主人の帰りを待っているだけじゃない?
「待つことは大切ではない。
「ほら、めんどくさい」
レディはそう言って街の方へと歩いた。
しかし、しばらく歩いてブブの方を振り返った。
「そういえばあなたの名前はまだ聞いていなかったわ」
「ブブだ」
「ねぇ、ブブ。この街を守るってことは、
意地悪な笑みを浮かべながらレディが言った。
「その時が来れば、期待に応えられるかもしれないな」
「期待はしないけど、それは楽しみね」
ブブは返事はしなかった。
レディはブブが返事をしないことを知っていたのか、
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