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今朝、娘と散歩をしていたら通りすがりのご婦人にお説教をされました。
「こんなに小さな赤ちゃんを外に連れ出して!」
「それに、母親なのにそんなにお洒落をして!」
どうやら赤いネイルにしっかりとメイクを施した私の姿が、ご婦人の考える「母親像」から大きく外れていたようです。
私は思わず笑ってしまいそうになりました。
なぜなら、まったくその通りだからです。
私は世間一般の「母親らしい母親」になろうとしていません。
もちろん娘の健康や安全は何より大切にしています。
しかし母親になったからといって、赤いネイルを落とすつもりも、ルージュを手放すつもりも、官能的な女性で在ることを諦めるつもりもありません。
私は自らの意思で《花人である母》という生き方を選択しました。
そしてその選択が誰かの価値観を刺激することも十分に承知しているので、私はご婦人にこうお返事しました。
「そうですよね。ありがとうございます😊🌷」
とびきり甘い笑顔を添えて。
するとご婦人は少し驚いたような表情をされました。
きっと反論されるか、嫌な顔をされるか、あるいは申し訳なさそうに謝られると思っていたのでしょう。
しかし私にはそのどれも必要ありませんでした。
私たちは自分と異なる価値観に出会ったとき、つい相手を変えようとしてしまいます。
「そんな考え方は古いですよ」
「今は母親だってお洒落をする時代ですよ」
「他人の生き方に口を出さないでください」
そう言い返すこともできたでしょう。
そしてそうした反論が必要な場面もあると思います。
しかし私は今朝、そんな気分ではありませんでした。 なぜなら私は自分の選択に満足していたからです。
娘との朝散歩。 頬を撫でる秋の風。 お気に入りの服と指先に咲く真っ赤なネイル。
それだけで私の世界は十分に甘く満たされていました。
わざわざ目の前のご婦人と戦って、この幸福な時間を苦いものにする必要などなかったのです。
花人の皆様。
私たちは誰からも理解されるために生まれてきたのではありません。
誰からも好かれるために咲くのでもありません。
花を思い浮かべてください。
薔薇には棘があり、百合にはむせかえるような濃密な香りがあり、毒を持つ花もあります。
その個性を好む生き物もいれば、避けていく生き物もいる。
しかし花は自分を嫌う生き物のために香りを薄めたり、花びらの色を変えたりしません。
ただ自分という生命を生きています。 私たちも同じ。
貴女が自分らしく生きることで、誰かが不快になることもあるでしょう。
貴女の幸福が誰かの嫉妬を刺激することもあるでしょう。
貴女が当たり前に楽しんでいることが、誰かにとっては許しがたいことかもしれません。
しかしそれは必ずしも貴女が間違っているということではありません。
もちろん、他人を傷つけていいという意味でもありません。
私たちは自分の美しさが誰かに与える影響に無自覚であってはいけない。
だからこそ、花人には蜜が必要なのです。
花人の魅力とは単に外見が整っていることでも、男性を虜にすることでもありません。
自分と異なる価値観を持つ相手に出会ったとき、どれだけ甘く在れるか。
自分を否定されたとき、どれだけ自分の美意識を信頼できるか。
相手を言い負かすことで自尊心を守るのではなく、自分の内側にある愛と美と官能を失わずにいられるか。
そこに花人の官能が表れるのです。
私が目指すのは誰にも嫌われない女性ではありません。
誰かに嫌われた途端、棘を振り回してしまう女性でもありません。
自分の中にたっぷりと蜜を蓄え、必要なときにはその甘さを惜しみなく差し出せる女性です。
相手が私を好きか嫌いか。 私の生き方を理解してくれるかどうか。
そんなことは私が蜜をつくる理由には関係ありません。
私は私を愛しているから、甘く在りたいのです。
ただし、ひとつ誤解していただきたくないことがあります。
花人は何を言われても笑顔で受け入れなければならないわけではありません。
嫌なことは嫌だと言っていい。 怒ってもいい。 距離を置いてもいい。
自分の心や身体を守るために、棘を使わなければならないときもあるでしょう。
しかし棘を使うか、蜜を与えるか。 その選択を相手の言動に支配される必要はないのです。
自分の意思で選べばいい。
今朝の私は蜜を選びました。 ただそれだけのことです。
ところで、私は今回の出来事をとても面白く感じています。
なぜならご婦人が私にお説教をしてくださったおかげで、改めて自分の生き方を確認できたからです。
私はやはり花人である母として生きていきたい。
娘を愛し育てながら、自分自身の生命も官能的に味わい尽くしたい。
母親であることと、ひとりの女性(花人)であること。
そのどちらかを選ぶのではなく、どちらも私の人生に咲かせていきたいのです。
そしてそんな生き方をしていれば、これからもさまざまな言葉をいただくことでしょう。
結構なことではありませんか。
そのたびに私は自分の根を深く張り、蜜を蓄え、香りを濃くしていけばいいのです。
他人から向けられる好意も悪意も、私にとっては人生を味わうための材料。
すべてを養分にできるのが花人なのですから。
花人の皆様。
どうか、誰かに理解されるために自分の香りを薄めないでください。
誰かに認めてもらうために、自分の花びらを切り落とさないでください。
貴女の人生は貴女のものです。
貴女の美は貴女が決めるものです。
そして貴女の内側に蜜が満ちているのなら、誰かの言葉によって簡単に奪われることはありません。
理解されなくてもいい。 好かれなくてもいい。 しかしだからといって相手を憎む必要もない。
自分の世界を愛しながら、相手が生きる世界の存在も認めてあげましょう。
私たちはこの地獄をさらに苦い場所にするために生まれてきたのではありません。
自分という花を咲かせ、甘い蜜をつくり、この地獄に自分だけの天国を構築するために生きているのです。
花人よ、理解されようとするな。 蜜を与えよ。
貴女の花園に他人の許可はいらないのです🌹

おしゃぶりが取れかかり、今にも泣き出しそうな娘。 その横でヒヤヒヤしながらこの記事を書き上げました😂
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