真島あみオフィシャルブログ
21世紀的魔女論

〈1話〉必要なのは一輪の花だけ


 

 

 

わたしの世界へようこそ。

いつもありがとうございます。

今日も一日、毎瞬毎秒、美を選択しましょう。

 

【あなたが本当に美しくなる方法】

是非読んでみてください。

 

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🌹パートナーと初のお話し会を開催します🌹

12月3日(土)  東京 神楽坂   13時〜15時半程度

 

【愛はあなたを傷付けない】

 

12月に開催するパートナーとのお話し会、早速たくさんの方にお申し込みいただいております。

ありがとうございます💋

スタッフが詳細メールを送りますので、お待ちください。(念のため、amimajima@gmail.comからメールを受け取れる設定をしていただければと思います。)

できるだけたくさんの方にご参加いただけたらと思っておりますので、窓口は空けておきます。いつでもお申し込みくださいね。

 

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「 裸は恥ずかしいよ

あなたは醜いから

誰にも見られたくないでしょう

 

あなたを産んだお母さんだって、あなたのことを「醜い子」と思ってるよ

だってあの時、あなたはああ言ったでしょ

だってあの時、あなたはああしたでしょ

〇〇ちゃんより、あなたは美しくないでしょ

今でも、お母さんは怒ってる

今でも、お母さんは失望している

今でも、あなたのことが嫌いなんだよ 」

 

 

心のどこかで声が聞こえる

いつもそう

「ありのままのわたしで、美しく生きたい。」と意志を持った瞬間に、そっと近付いてきて、囁いてくる

心がしんと冷たくなる

 

 

「 あなたは醜いんだから

これを纏って隠さなきゃ

ほら、これも

あれも 」

 

 

その声に従って、新しいものや、とても幸せそうに見える〇〇さんがオススメしているあれを纏ってみた

「ああ、これで大丈夫だ。今度こそわたしも美しくなれる。」

新しい何かを自分にくっつけると満たされる

だけどなんでだろう、その幸福もつかの間

追いかけてくるのは

いつものあの声

 

 

「 もっと、もっと、新しいものを

〇〇さんのように

美しくならなきゃ

醜いあなたは

たくさん飾らないと

 

ずっと嫌われたままだよ  」

 

 

心を刺すその声に

どうしようもなくなって、涙が溢れた

いつまで、この終わらないレースを続けなきゃいけないんだろう

あぁ、わたしが美しければ

きっとこんなに辛い人生じゃなかった

 

美しく生まれていたら

お母さんにも愛されたし

学生時代にいじめられることもなかった

男性も優しくしてくれて

きっと今頃

すごく

すごく

幸せなんだろう

 

 

大粒の涙が太ももに弾け、声にならない寂しさで部屋中が満ちた

もう消えて無くなりたい

そう思った瞬間、視界から色がなくなった

ひとりだけ、宇宙に投げ出されたような感覚だ

 

ひとりぼっち

わたしほどこの言葉が似合う人はいないだろう

もうどう頑張ったってだめだ

わたしは美しくなれないし、だれもわたしを愛してくれない

もうやめよう、すべてを

 

希望を持って努力したって

生きてたって

何も変わらないのだから

 

 

 

 

『必要なのは、一輪の花だけ』

 

 

すべての感覚を閉ざそうとしたその時

小さな声が聞こえた

後ろを振り返ると、鏡台の上の一輪のバラの花が、色のない世界で輝いていた

好きなモデルさんが、「部屋には花を欠かさない」と雑誌のインタビューで答えているのを見てから、わたしも花を飾るようになった。

彼女みたいに、いろんな花を部屋中に飾ろうと思ったけれど、地味なわたしには、一輪のバラが精一杯だった。

もともと花はそんなに好きじゃないし、綺麗だと思ったこともない。

ただ、憧れの人の真似をしただけ。

 

じっとバラを見つめていると、バラはもう一度

『必要なのは、一輪の花だけ。』

と言った。

わたしは思わず

「どういうこと?」

と話しかけた。

バラに話しかけるなんて、どうかしてる。

するとバラはすぐに

『あなたはあなたとして咲いているだけで、完璧です。』

と、自信に満ちた声で答えた。

 

「意味がわからない。」

『もしよろしければ、わたしが枯れるまでの間、本当の美しさについて一緒に考えてみませんか?きっと楽しい時間になるはずです。』

 

これは夢なのだろうか。

それとも、わたしがおかしくなってしまった?

どっちでもいいか。

もう人生を諦めたのだから。

色のない世界で輝く一輪のバラと、わたしは会話を続けてみることにした。

 

 

 

***

 

 

〜人生のどの瞬間も美しい小説の一部〜

 

辛いときや悲しいときは、自分の人生を小説だと思ってみましょう。

あなたが悩むことも、悲しむことも、人生という小説の一部。

だとしたら、この一瞬一瞬が、とても美しいものになりませんか?