わたしの世界へようこそ。
いつもありがとうございます。
今日も一日、毎瞬毎秒、美を選択しましょう。
是非読んでみてください。
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🌹パートナーと初のお話し会を開催します🌹
12月3日(土) 東京 神楽坂 13時〜15時半程度
12月に開催するパートナーとのお話し会、早速たくさんの方にお申し込みいただいております。
ありがとうございます💋
スタッフが詳細メールを送りますので、お待ちください。(念のため、amimajima@gmail.comからメールを受け取れる設定をしていただければと思います。)
できるだけたくさんの方にご参加いただけたらと思っておりますので、窓口は空けておきます。いつでもお申し込みくださいね。
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こちらからどうぞ
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目が覚めた。
顔だけ動かしてまわりを見渡してみる。
「夢じゃなかったんだ。」
モノクロの世界に一輪のバラが鮮やかに咲いている。
『おはようございます。美しい1日がはじまりましたね。』
「……。」
『窓を開けて空気を入れ替えてくれませんか?』
「やっぱり、夢じゃないんだね。」
短いため息を吐いて重い体を上げた。
わたしの世界から色がなくなったのも、バラの声が聞こえるのも、夢じゃないようだ。
窓を開けると冷たい風がすり抜けた。
昨日はたしか曇りだったけど、今日は遠くまで晴れている。
だけどやはり、色はない。
あれ、空ってどんな色だったかな。
『風が踊り、わたしたちの新しい1日を祝福してくれています。さて、今日はどんな楽しいことをしますか?』
「今日は土曜で仕事が休みだからゆっくりするよ。というより、何もする気力がないな。」
『では、わたしとゆっくりお話しをしませんか?きっと楽しい日になります。朝ごはんを食べて落ち着いたら話しかけてください。』
「どうして色が見えなくなったんだろう。バラの色はしっかりと見えるのに。」
『すべては必然です。そしてわたしたちには、 必要なものしか見えません。いまあなたに必要なのは、わたしなのです。』
「バラと話すことがわたしに必要なの?」
『ええ。あなたは本当の美しさ知る必要がある。だからわたしの声が聞こえています。何もおかしいことは起きていません。ごく自然な人生の流れです。』
そうだった。
昨日バラは、本当の美しさについて教えてくれると言っていたんだ。
「なんでも聞いていいの?」
『もちろんです。その為にわたしはここにいるのですから。わたしが枯れるまで、お話ししましょう。』
バラの花びらが茶色くなっている。
急がなくちゃ。
『焦らなくても大丈夫、必要な答えは必ず見つかります。』
「昨日話して、本当の美しさは容姿で決まらないってことは改めて分かった。だけど、わたしは今までの人生でたくさんブサイクって言われてきた。他人からブサイクって言われたら「わたしは美しくないんだ。」って思っても仕方がないんじゃないかな。」
『そうですね。あなたを含め多くの女性が他人からの心ない言葉で傷付き、「わたしは美しくない。」と思い込んでいます。しかしそれは思い込みであって真実ではありません。真実は、「〇〇さんにブサイクって言われたからわたしは美しくない。」ではなく、「〇〇さんはわたしの容姿が好みではないらしい。」です。』
「それが傷つくよ。「あなたのこと好みじゃない。」って言われるんだよ。たくさんの人から言われてきたわたしは…。多くの人が惚れ惚れする美しい容姿だったらって、やっぱり思うよ。」
『あなたは他人に受け入れられたい、つまり愛されたいのですね。その為に美しくなりたいと思うのですね。』
愛されたいという言葉を聞いた瞬間、身体中の熱が顔に集まった。
すごくはずかしい。
今すぐ逃げ出したい、どこかに隠れたい。
バラは風に揺れながら『愛されたいという思いを抱くのは人間として正常ですから大丈夫ですよ。』と言った。
すべてお見通しのようだ。
『他人から美しいと評価されることは、必ずしも愛されていることだとは言えません。わたしはこの魂で様々な時代の“絶世の美女”たちと出会いましたが、愛されること、そして愛することを存分に味わっていた人は多くありません。想像を絶するような裏切りにあったり、深く傷ついているもたくさんいました。』
「でも、容姿が美しい人は男の人からもチヤホヤされてるし、わたしよりは愛されてる。わたしよりは絶対に。」
見つめたくない黒い感情が湧き上がって、目頭が熱くなる。
恥ずかしい、みっともない。
でもこれが素直な気持ちなんだ。
『チヤホヤされることや褒められることが愛されることではありません。愛されているかどうかは他人の言動で決まるのではなく、あなたの心の状態で決まります。』
「わたしの心の状態で、愛されているか決まる…?」
『そうです。愛されたいのならば、愛を受け入れる美しい心を育てなければなりません。』
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〜人生のどの瞬間も美しい小説の一部〜
辛いときや悲しいときは、自分の人生を小説だと思ってみましょう。
あなたが悩むことも、悲しむことも、人生という小説の一部。
だとしたら、この一瞬一瞬が、とても美しいものになりませんか?