花は自分で自分を満たすことができる
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花人は誘惑しながら生きていきますが、誘惑をするためには自分に自信を持っておく必要があります。
自分に自信がないままで誘惑は難しいです。
誘惑することを楽しむ気持ちよりも「目の前の人にどう思われてるかな？」「嫌われてないかな？」という思いの方が強く出ているのなら、自信を育んでいく必要があります。
自信を育てるために必ず必要になってくるのが自己愛です。自分で自分を愛すること。
自己愛は花でいうところの根っこになります。
切り花は根がないので早く枯れてしまいますよね。根っこは生きていくためには必ず必要なものです。
花はなんのために生きているのか。
自分の花粉を飛ばして同種の花と受精させ、子孫を増やすためです。
花は動けないので虫や鳥などの送粉者の力を借りて花粉を運んでもらわないといけません。
そのために美しい色や香りを出して誘惑をしています。
ただ実は、花は自家受粉できます。やろうと思えば自分だけで子孫を残すことができます。
たとえばスミレの花は春に咲いて送粉者に花粉を運んでもらいます。
そして夏になり暑くて送粉者の動きが鈍くなってきたら、今度は蕾を作ります。この蕾は開花せずずっと蕾のままです。
この蕾は何をしているのかというと、中で受粉して種子を作っています。
花は花粉を運んでくれる相手がいなかったら自分だけで目的を果たすのです。すごい。
花は動けないので送粉者に依存するしかないと思いきや、ちゃんと自分で自分を満たせます。
「じゃあずっとその方法で子孫繁栄させたらいいのにね。」と思われるかもしれませんが
人間と同じで他の遺伝子を入れた方がより環境に適応する強い花が生まれます。
強い花の方が生存確率は高いわけですから、基本は送粉者の力を借りて、送粉者がいない環境の時や緊急事態の時は自分で受粉するという形をとっています。
「自分1人だけでも楽しく生きられる。」
この状態がきちんと自己愛の根っこが育っているということです。
「パートナーがいるから、子供（家族）がいるから、友達がいるから幸せ。」は、もちろん幸せなことではありますが不安定な幸せです。
パートナーや友達と別れない保証はありません。子供は巣立っていきます。
しかし、一生自分のそばを離れないのが自分自身です。（あとスピリットアニマルも）
自分を愛しましょう。
寂しい言い方になってしまいますがわたしたちは1人です。
1人であることをしっかり受け入れることができたら自分を愛することを第一にできますし、そばにいてくれる人や仕事といった自分の環境を大切にできるようになります。
孤独を感じることは悪いことばかりじゃありません。自分と他人を大切にすることができますから。
どんな時も自分を、蜜を満たしていきましょうね。
自分を卑下している時間はないです。
とにかく愛しまくって、楽しいことして、たくさんうっとりして根っこを太く長くしていきましょう。
「誰かがそばにいる人生も味わうけど、自分1人でも人生楽しめるよ！」と思えるくらい強い花になるのです。
そのためには美の選択です。
いつも美しいものを選ぶ。
次のブログで花から美の選択を学んでいきたいと思います。
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